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僕ゎ時計を見つめた。
あと5分で交替の時間だ。
シュー…
自動ドアが開いた音がした。
『いらっしゃいませぇ。』
僕ゎ営業スマイルでお客のほうを向いた。
僕ゎビックリした。
なぜかというと、14歳くらいのショートカットの女の子の後ろに、映画にでも出てきそうなFBIみたいな男性が5人ついていた。
ぽかぁーんと口を開けていると女の子がスタスタとレジ前にきた。
『店員!ここの一番たかいチョコレートゎどれ?』
女の子ゎ機嫌が悪いのか少し怒り口調だった。
『高いチョコレートですか?こちらが高いですが…』
僕ゎお菓子売り場にいき、言われた通りチョコレートを持ってきた。
『………。こんなにたくさん…しかも一つ一つが安そうなチョコレート。』
おいおい…高いチョコレートっていったぢゃんかよ。値段なら断トツ高い!なんてファミリー用だからな。
こんなことを思いながらもしっかり営業スマイル。
『こんな安そうなチョコレートゎ嫌!もっとこう…高級なチョコレート!みたいな?』
どんどん不機嫌になる女の子。
『こちらなんていかがでしょう?分量的にゎ高いほうですが…』
『……庶民的ね。いいわ。コレを買う。』
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