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『え?!はい!大丈夫です!!!』
この女の子ゎいつも不機嫌なんだろうか…。
『こんなとこで何してたんですか?』
『そんなこと!どうでもいいでしょ!』
女の子ゎソッポを向いて腕を組み、膨れっ面になった。
『………あっ。はい。チョコレート。』
僕ゎなるべく笑顔でチョコレートを渡した。
『………。』
女の子ゎ横目でチョコレートを見つめて、
『いらない。欲しいならあげるわ。』
再び口を尖らせた。
『……。なら貰っておきます。もったいないので。』
『ふんっ!』
『……。』
僕ゎつい本音をいってしまった。
『物を粗末にするのゎダメですよ。あと…ごめんなさいくらい言いなさい。謝ることゎ大切です。』
『……。』
『…。』
あ…れ?
女の子がちょい潤目だった。僕ゎパッとしてすかさずフォローした。
『えっと……フラれたなら家で泣けば良いんじゃないですか?今日ゎ寒いですし。』
『…ふぇ……。』
ボロボロと大粒の涙をながした。
僕ゎとってもとっても
いけないことを言ったらしい。
すかさず泣き止むように努力した。
2分後…やっと泣き止んでくれた。とりあえずひと安心だ。
泣いてスッキリしたらしい。
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