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今回はとりあえず1人目ということで、この世にこんな人が存在したのか…!!と衝撃を受けたある女性の話です。時間を作って更新していくので、続きますが興味を持たれた方は気長に待っててください。
では、本題に入ります。
その女性は、異動先の職場にいた。
彼女は実年齢は40に今年なったので、僕が異動したころは38歳だったはずだ。
細身の身体に長くストレートの黒髪は、周りの風景を反射し映し出しそうなくらいツヤツヤしており、透き通りそうな真っ白(僕も年の割に肌が白いくてキレイと言われるが…。)な肌に大きな瞳をしていた。
多分大半の人が美人だと思うだろうし、若いころは更にキレイだったろうと思う。
こう書いてると、女性に興味のない僕なんかは少しムズ痒い。
彼女は仕事もできる。話方はいわゆる猫なで声の可愛いらしい感じで、年齢を省みることなく小学校低学年の女の子のように甘えたしゃべり方だ。普通なら気持ち悪いところだが、見た目のせいか、彼女をよく知らない人からの評判はかなり良いようだ。
なぜ知らない人からの評判が良いかと言うと、彼女の本性を知ってる人たちからはかなり恐れられているからだ。
僕が彼女の本性を知るまでは、そう時間はかからなかった。
僕が異動した当時、職場は一番繁忙期だった。異動したての僕にみんな親切にしてくれた。そして彼女も、その独特のしゃべり方で親切にいろいろ教えてくれていた。
僕は昔から結構、人の本性を見抜くことが得意だった。年齢不相応な話方をしながらも仕事はソツなくこなしている彼女に内心ただならない気配を感じていた。
そしてその予感は見事的中していたのである。
同じ職場には女性が他に3人おり、彼女より2歳年上のA子と彼女は、いつも仲良さそうに話をしていた。
年齢が近く、実は2人とも40近くになっても独身であったためか、他の人とは共有できない部分を理解しあえる良い関係を保っていた…、かに見えた!!
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