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自分のこと
周りの人のことを書くつもりで、これを書きはじめたが自分のことももう少し詳しく書いておくべきだなあ、と思ったので少し話すことにする。
住んでるところは最初にも書いたけど、和歌山県だ。奈良と大阪の境目あたりにある街で、和歌山、大阪、奈良のどの市内に出るにも交通機関を使って最低1時間はかかるという、めちゃくちゃ田舎でもなく非常に中途半端なところだ。
だから、都会暮らしに憧れる若い子の気持ちも、田舎暮らしに憧れる団塊の世代のお父様方の気持ちも両方理解できるという、都会の人や田舎の人どちらからもたいして羨ましがられない環境で育った。
家族は母、兄、妹で、兄は既に結婚し家を出ている。父がいないのは数年前に亡くなったから。酒乱で家族からあまり愛されていなかった父は、僕が高校生の時に突然生まれ故郷に帰ってしまった。残された母と僕達兄弟生きていかないと仕方ないので、なんとか頑張ってきた。
だから、地元の企業で勤務中の僕に田舎の親戚から父が亡くなったことを知らされた時は、あまり動揺もなかった。
父性の不存在がゲイの一因に成り得るという話を聞いた気がするが、優しい父に恵まれなかったことが自分がゲイになった原因がだったのだろうか。もしそうだとしたら既に結婚し子供を2人授かり、結構育ったころに、出会い系サイトで知り合った子持ちバツイチの女と不倫に走っている兄との違いは何なんだろう。
物心ついたころから、見た目が少しハーフっぽかったので、女の子みたいに可愛い。ってよく言われてた。
高校生のとき178ある身長の僕を捕まえて、散髪屋のおばちゃんが、『お嬢ちゃん』と間違えた話は今となっては誰も信じないほど過去のことになってしまった。
今も不細工とは言われないけど、さすがにこの年になると可愛いともてはやされたころの面影は、ない。
幼いころから女の子みたいに可愛い。って言われ続けたことも原因の一部にあるのかも。
趣味は音楽鑑賞とドライブくらい。音楽鑑賞と言っても流行りの邦楽をドライブのときに流しながら走るくらいで、わざわざライブに行くほど好きでもない。
あまり意識したことがないが、目が大きいということをたびたび人から言われる。とにかく目の印象の強い人、という印象を持たれ続けている。
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