1月10日、学校2

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昼休み。 僕は机に突っ伏していた。 分かるだろ? ああいう体験に慣れていなかった僕には、ショックがあまりにも大きかった。 「まあ…なんだ。よく頑張ったと思うぜ?…俺は、な」 平岡が僕に話しかけてきた。 気を使ったつもりなんだろうが、やはり腹立たしい。 「うるせえ馬鹿。平岡の癖に慰めんな」 「平岡の癖に!?癖にってなんだ癖にって!?平岡のどこが悪い、『ひ』か!?『ら』か!?」 「馬鹿野郎、螢だ!」 「全面否定!?」 今は正光はどこかに行ってしまっている。 大方、どこか屋根の上で小鳥とでも戯れているのだろう。
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