たった一言を君に
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「でしょ? いいとこ見つけちゃったのだ!」 相変わらず、かわいいこと言うなぁ。 「だな そんで、ここで太陽の沈むのを見たいわけだな?」 「そういうこと!!」 朝菜は、手を離したかと思うと、すぐに腕に抱き着いてきた。 ついでに顔も近くに寄せてくる。 心臓が高鳴って、鼓動が朝菜まで伝わりそうだ。
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