たった一言を君に

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少しして体を離す。 やべぇ 体が熱い…… 久々だったからか、異常なほどに恥ずかしく感じた。 それは朝菜でも同じようで、顔が真っ赤なのが確認できる。 「あ、あたし…… 先っぽの方行きたい!」 朝菜は照れを隠し切れずに、走って絶壁の先へと逃げて行った。 それを見ながら、笑顔で俺は声を掛ける。 「危ねぇぞぉ?」
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