駄目

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「横山ーっ!何だその態度はっ!」 守川がそう言いながら、教壇から降りて横山のもとに向かうと、名指しされた生徒はもとより、他の生徒も堪えきれなくなってしまった。 「ぎゃははは」 「ぐふふふ」 「がははは」 「ぎひひひ」 「ぐぐぐ」 「えっえっえっ」 「何がっ、そんなにっ、おかしいんだっ…」 再び爆笑の渦に包まれた教室内で、守川は横山を叩き続けた。溢れる涙を拭いもせず、ひたすら叩き続けた。しかし、横山がピクリともしなくなっても、教室からはまだ笑いが止まなかった。 「ぎゃははは」 「ぐふふふ」 「がははは」 「ぎひひひ」 「ぐぐぐ」
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