二週間の空白

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でもなぜか、交番には届けたくなかった。 洋平は、彼女のことは何も知らない。まったくの赤の他人だけど、自分の手でこの日記を本人に渡したかった。 まだ美輝子という女性がどんな人物かも分からないのに、洋平は、支えたいという気持ちを抱いていた。
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