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つかさ『何々?けいごくんまさのりさんとお知り合いなの?』
つかさのテンションが上がっている。まるで目の前にアイドルがいるかのようだ。
『まぁ、昔…ちょっとね』
まさのり『撲を知っているのかい?』
つかさ『もちろんですっ!あの…その……////』
かがみ『つかさ、まず落ち着きなさい』
まさのり『まぁ、立ち話もなんだから、中入ってよ』
そう言うと、まさのりさんは店の鍵を開け、中へ入れてくれた。店の中は明るく、何故か店員も揃っている。普段と違うのは客がいないだけという感じだ。俺たちは適当な場所に座った。
まさのり『はい』
店員『どうぞ』
まさのりさんと店員さんがもって来たのはフランス料理のフルコースといった感じのもの。
一同『いただきます♪』
かがみ『おいし~い♪』
泉『こんな美味しいもの食べたの初めてかも…』
まさのり『ハハハ、大袈裟だなぁ』
『いやはや、腕を上げましたね。つかさ、勉強になりそう?』
つかさ『………ブツブツ……ブツブツ……』
つかさは何やらブツブツ言いながら食べている。料理人から見たこの料理は一般人が見るよりすごいようだった。
まさのり『それにしても、けい坊もやるなぁ。こんな可愛い彼女3人も連れて』
『冗談はやめてください』
かがみ『そういえば、何でお店閉まってたのに店員さんが揃ってたんですか?』
まさのり『ウチの決まりでね。今日大事なお客様が来るんだけど、そういう日は他のお客さんは入れないことにしてるんだ』
泉『そんな時にあたし達なんかが入って良かったんですか?』
まさのり『けい坊のお友達だもん。どんな客より大事だよ』
泉(けいごくんって一体…)
『大事なお客様か…もうそんな時期か』
まさのり『そうだよ~たまには顔会わせたら?』
泉『何の話ですか?そもそもけいごくんとはどういう関係なんですか?』
『泉、悪いがこればっかりは答えられない』
泉『ちぇっ』
かがみ『さて、そろそろ失礼します。ほら、つかさ』
つかさ『えっと…その…とってもおいしかったです。ありがとうございました』
まさのり『いえいえ。また機会があったらおいで』
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