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『買い物は友達と行けよ。と言っても泉さんの趣味についていける人間が陵桜にいるかは知らんが』
泉さん『ぁ、それとあたしのことは「こなた」でいいよ~』
『お前、人の話聞いてるか?』
泉さん『聞いてるよ~。だから、君と友達になるんだよ。君の容姿から言ってまだ友達いないでしょ~』
『酷い言い方だな…あいにく、間に合ってる。じゃあな(入学式にもう何人も友達がいるやつなんていない…よな?)』
ガシッ
『…何なのかな~?泉さん、この腕は』
泉さん『まぁまぁ、そう逃げない。せっかく趣味の合う人間に会えたんだから仲良くしようじゃないか』
(こいつ…離さない気か?仕方ない…)
『あぁ。わかったよ、泉』
泉『だーかーらー「こ・な・た」』
『よろしくな、泉(ぉ…離したな)』
泉『ちょ…変わって無いじゃん』
『じゃあな』
泉『あ…ちょっと……』
俺は一目散にそのばを離れた。
《回想終了》
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