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スー……スー……ゴンッ
『痛ってぇ~…誰だ!?』
???『ウチや』
『あ…黒井先生…』
黒井T『あのな、鈴白。お前がいくら頭良くてもウチの授業で寝ることは許さんで。お前はそれでえぇかもしれんけどな、お前が寝ることによって他の奴がたるんどるんや』
先生は泉を指差す。
(ようするに、こいつのせいでとばっちりを受けたのか…ったく、気持ち良さそうに寝てんじゃねぇよ)
ゴンッ
泉『痛~…暴力反対です…』
黒井T『アホ!寝とる奴が悪いんや。だいたい、体罰禁止っておかしいよな?(笑)』
授業が終わって、昼休み~
飯の時間。いつもなら学食で済ませるんだが、今日はなんとなく駅前のパン屋でパンを買ってしまった…悲しいが一緒に食う奴なんていない。
(………仕方ない、どっかのアニメみたいに屋上で食うか…)
泉『あれ?鈴白君今日は学食じゃないの~?』
『あぁ(こいつは今朝俺が言ったことを覚えていないのか?)』
泉『なら、こっち来て一緒に食べよ~?』
『遠慮させていただく。じゃあな』
泉『え?あっ…ちょっと…行っちゃった…』
見知らぬ女子A『ちょっと、こなた。あんた嫌われてるんじゃないの?』
泉『いや、そんなはずないよ♪』
見覚えのある女子A『でも、こなちゃん避けられてるみたい…』
見覚えのある女子B『困りましたね…クラスの皆さん仲良くできたらいいのですが…』
泉『大丈夫。屋上は鍵かかってるから、すぐ帰って来るよ』
見知らぬ女子A『なんで彼が屋上へ行ったってわかるのよ?』
泉『ん~同類…だからかな』
他三人(???)
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