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夕陽が沈んだ午後6時
いつものキミは現れた
オシャレを気にするキミは
今日もいつもと違う服
髪を後ろでしばり直し
「よし!」
と小声で言っていた
:
そんなキミとも今日でサヨナラ
言ってしまえば楽になる
お互い大切な人はいるけれど
いつもキミが邪魔をする
このキモチ伝えられないまま
僕はいる...
:
:
いつかキミに聞いたよね
「彼氏ってあの人でしょ?」
なのにキミはごまかした
アドレスだってお揃いで
いつも笑顔で話してるじゃん
「どうして…」
僕はつぶやいた
:
結局今日も言えないね
いつになれば言えるのか
何も知らないキミは
今日も笑って僕に言う
いつものキミがそこにいる
何もできないでいる
僕のまえ...
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