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明日で、俺らの中学生活は終わってしまうけど、出会えた幸せを、俺はずっと持っていこうと思っている。
実際に今、俺が日向に対して抱いてるこの感情が、本当に親友としてなのか、家族みたいなものなのか、はたまたもしかして恋愛感情なのかは解らない。
ただ、日向はきっと一生、俺の特別だ。
向かう先、行き着く先が違うとしても、俺たちは繋がっていると思っていたい。
夜は更ける。待ってくれないし、止まってもくれない。確実に俺と日向との時間を奪い、俺を焦らせる。
それでも朝は来るから、とりあえず今日は帰って、明日に備えてゆっくり寝よう。
朝、日向を迎えに行って、一緒に学校に行けるのも、明日で最後なわけだし。
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