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「この体格差でどうにかなると思ってるんですか?」
掴んできたやつの首の後ろを掴んで引き剥がす。
足元がおぼつかない状態の相手の顔面に、まずは左ストレートを一発かましてやった。
「んん? 今の、痛い当たり方したなぁ」
手の骨が、相手の頬骨のところにちょうど当たった。絶対痛かったはずだ。
案の定、相手は起き上がってこなかった。
「さぁて……次はどっちが来ますか?」
にこりと微笑んで残りの2人を見る。すると、いきなり2人同時にかかってきた。
……その手があったか。まぁ、俺には無意味なことだけど。
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