方法

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前回、個人[個性]について話題としたが、これからコミュニケーションにおける方法を説明しよう。 ①人間観察~相手の性格、状態(気分、具合等)、癖、表情といった相手のあらゆる面を観察し、個人の情報を入手する。観察し情報収集することにより、相手を理解し、説得力のある表現ができやすくなる。相手の理解が自分の思考回路を拡散させる。 ②質問~質問には閉じた質問と開けた質問があり、コミュニケーションにおいては開けた質問が有効である。開けた質問とは相手の意見や意思を引き出す質問で、例えば、印象的な思い出教えて?等で相手に言葉を考えさせる質問。これが印象的な思い出ある?となるとある、ないの閉じた質問となる。次に繋ぐ事はできるが二度に分ける事で、不快を招く事もある。質問の仕方に考慮することで、相手の内心を引き出せる。 ③役者~時に相手に合わしてみることも必要となる。自分の意志に背いてしまうが、相手に合わす役者を演じる事で、相手に満足感を与えると同時に、見えなかった相手の心情見えることがある。本当の訴えを知れば、自分の意思も反映させやすくなり、両者納得の結果を導き易くなる。また、役者になることで、言葉にならざる言葉が見える。言葉で表現されなかった事を言い、相手を理解するためには知っておきたい情報である。その真意をもって接する事で、自分の表現が多数生まれ豊富となり、柔軟性が出る。 ここまでは基礎的な方法を記載し、どの方法も相手を知る事に重点を置いている。自分の意思等を上手く表現し反映させるためには、先ず相手を知り理解したほうが良い。むやみに言うよりも納得、説得させやすいだろう。 また、表現の枝すなわち意見の量も着目したい。一つの意見に執着するのではなく、それに道筋を多く設け、あらゆるパターンを想定すると、納得いく結果に導き易い。表現や対応に柔軟性を持たせる。 さらに、人間観察で様々な事を見ると記載したが、人は場所や状態等でその時により捉え方が変わり、伝える内容、真意が変わる。ゆえに観察を行い知る事で先手を打てたり、上手に立つ事ができやすい。 次は少々難易度の高い方法を紹介しよう。専門的なのは今回も変わらないが、応用として紹介。いつかは不明。
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