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小０4になった春
愛は
北野から
厚別へ引っ越した
祖父母とイﾄコ家族の
住む家へ
そこで出逢った
新しくできた
２こ下の友達の
兄貴に惚れた
好きで
好きで
仕方がなかった
会う度に細かく細かく
日記に書いて
高鳴る想いを
書き残した
毎日毎日
彼の事ばかり考えていた
学校にいても
家にいても
気持ちは上の空
彼の事しか
頭になかった
そのうち
学校にも行かなくなった
家族ぐるみで
仲が良かったので
夏は一緒に
キャンプへ行ったり
冬は家で
語ってみたり
幸せな日々が続いた
理由を付けては
２こ下の友達と遊び
友達の家へ行っていた
部屋に入れてもらったり
話しかけられただけでも
嬉しくて仕方がなかった
辛くも楽しい日々が続き
夢中になっているうちに
気が付けば
小学校も卒業になった
中１になり
彼女の存在があり
仲が壊れた
些細な事で
揉めてしまったりも
したので
次第に
好きな気持ちも
薄れて行った
これ以上の恋など
出来ないと思っていた
幼いながらに
最後の恋にしたい
絶対いつか
実らせるんだ
そう思っていた
だけど
中１の始めで
この初恋は終わった
実ることもなく
完全片想いの
この初恋は
微妙な結末で
終わってしまった
まさか将来
偶然の再開をするとは
思いもしなかった‥
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