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昇降口で靴を履き替え、外に出た。
イヅミが来るのを待ちながら、真っ赤に染まった空を見ていた。
イヅミ『お待たせぇ。行こっか。』
ハル『ぁあ。』
二人ゎ校門を出て近くの桜並木の通りを歩いていた。
近くの公園に立ち寄った。
ベンチに腰かけ雑談をした。
するとイヅミが真剣な面持ちで話してきた。
イヅミ『ハル君。私、ハル君に大事な話があるの…』
ハル『なんだ???』
イヅミ『ハル君。私と…【ブワァァアア】』
一つのつむじ風が二人のあいだに通り過ぎ桜の花びらを舞い上げて言った。
ハル『ゴメン。イヅミ…風に邪魔されたせいで聞こえなかった。もぉ一度言ってくれないか???』
イヅミゎ顔を真っ赤にしながら俯いていた。
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