第三章 《嘘》

6/6
60人が本棚に入れています
本棚に追加
/215ページ
「ルビィで遊ぶのはこれくらいにしておいて、中に居る町長に詳しい話でも聞きに行きましょ。 最初の話よりも厄介そうだから割り増し料金追加させないと…割に合わないかもしれないわ」 綺麗な顔の険悪な表情って迫力があって怖いのよね。 私達はシェリーから少し離れる 「シェリーがすっごい怒ってるけど、町長って報酬ケチッてるの?」 「まあね。じゃなきゃ前金もらうのが明日にはならないでしょ」 「シェリーのあの怒りよう、久々だな。ウィル、ご機嫌取りよろしくな」 「3人共、何やってるの?行くわよ」 『はい、ただいま』 あ、さっき建物壊しちゃった分引かれなきゃいいな。 そう願いつつ屋敷に入って行った。
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!