第一章 《仲間》

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「さ~っすがシェリー!抜目ないわね」 「ルビィは派手にやらかすから、さっきみたいになるのよ。もっと上手くやらなきゃ」 「…精進します…」 男2人を見ると、何とも言えない顔でこっちを見ながら何かボソボソ話している。 「俺、こういう事やるのはルビィだけかと思ってたよ。」 「やっぱり類は友を呼ぶってやつじゃね?」 私はスタスタと2人のところへ行き、2人を指差してにっこりと 「類友♪」 『い…っ、いや…っ。おっ…おれは違うぞっ』 慌ててる慌ててる♪実際類友なんだから認めたらいいのに。 「3人共、宿に行かないの?もう暗くなって来たわよ。ルビィも2人をからかって遊んでないで」 「うん、今行く」 ようやく宿に向かい出した。
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