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いつ頃からか 貴方の手に 触れてみたいと思ってた 会う度に 強く想う事が 罪に思えて仕方がなかった 桜が舞うこの季節 見つめる瞳に月が映える 許されるなら 雨が止むまで 側に居たい 許されるなら 静まる夜が明けるまで 側に居たい 静寂した夜に 眠る鳥達を起こさぬように 夜風に紛れて香る桜に責められる 散り行く桜を身にまとい 秘める想いは風と共に月まで運べと
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