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暗い道を一人歩いてた
明るい時にいつも歩く道は夜になるとお化けが出てきそうで怖い
家を追い出され
行くあても無く
立っていると
知らない人から家に誘われた。
俺が悲しくて泣いていたからだろう。
桃カンをご馳走になった
隣の部屋では小さな子供達が幸せそうに寝ていた
その子達の幸せな生活など想像も出来ないぐらい
日々疲弊していた
怖がっている俺を
その家の人が一緒に自宅まで送ってくれた
真っ暗な部屋から
ゆっくりとドアが開いた時、、
暗い闇に鬼のような形相で母親が俺を見ていた。
出て来るなり俺をつかみ
部屋へ押し込んだ
連れて来てくれた人に
お礼の言葉もない
何故こんなに違うのだろう、、
不公平すぎる
二度と戻りたくない
あの頃へ
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