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「別にデートでもねーのに、なんでこんなシャレた店に…?」
「気分よ気分…」
Dは椅子に腰をかけた
「相変わらず、美人じゃないがチャーミングだな」
Dは笑いだした
「なんか皮肉いってない?」
呆れた顔でFは話を変えた
「ところで今回の任務なんだけど…」
「分かってる。ここらで人を殺しまくってる奴を殺っちゃえばいいんだろ?」
「That's right」
「ボスが受ける依頼はだいたい予想がつく」
「…さすがね」
Dはいくつかの紙幣をテーブルの上に出した
「今日は俺のおごりだ。報酬は全て俺がもらう」
そう言うと、Dは店から姿を消した
「少し付き合ってくれてもいいじゃないの?」
その声を聞き流したDは、そのままあるBARへと向かった
目立つも目立たない看板には
『SOUL'dOUT BAR』
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