28人が本棚に入れています
本棚に追加
/69ページ
「なんだ?知ってんのか?」
「…いや、なんとなくだ。それで"F"はどうしてる?」
Hiは急に真剣な顔になった
「俺のパートナーとして働いてる。まあまあ使えるからなァ」
「そっか…」
そこに少しの沈黙が続いた
「俺はこの仕事に誇りを持たなければならない。殺しは平和のため。ヒーローみたいなもんだ…ってな」
「ほんと。テメーらは可笑しすぎるよ」
Hiが苦笑いをし、Diggyもつられて溜め息まじりの笑いをした
するとHiは立ち上がり玄関まで動いた
「もう行くのか?」
「あぁ…なぁDiggy」
「あ?」
「"F"を守ってやれよ…」
そう言い残し、Hiは外へ出ていった
「なんだアイツ。よくわッかんねーな」
最初のコメントを投稿しよう!