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翌日…
Diggyの家のドアをノックする音が聞こえた
「入るよー」
家に姿を現したのはFであった
「ある程度の情報を持ってきたわ…」
家には静寂が漂っていた
「…って、いるわけないか」
その頃DiggyはHiを探していた
だが、Hiも元殺し屋。
そんなに簡単にみつかるわけがない…
DiggyはまたSOUL'dOUT BARに立ち寄った
扉を開けると、そこにはグラスを回しているFがいた
「来てたのか」
DiggyはFの隣の隣の席に座った
「あなたが来ると思って…」
「帰れ…」
Fは持っていたグラスを置いた
「じゃあ、何故あなたはBro.Hiを探していたの?」
しばらく沈黙が続いた
その沈黙をやぶったのはShinnosukeだった
「今まさにDiggyは葛藤の中にいる…古くからの友人を信じるか、それとも愛する人を信じるか…」
「うっせぇ!!ナルが!」
Diggyは何も口にせずにその場から去っていった
ShinnosukeはFの方を向いた
「…俺って、ナル?」
「さぁ…」
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