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毎日イルカと会っていられることが幸せに感じていた
無邪気な子供のような笑顔、それとは裏腹に水着姿は大人顔負けのスタイル
そのアンバランスさに僕はいつも酔いしれていた
イルカの実家は豪邸のようで、なんとドデかいプールもついている
イルカは毎晩そこで水中遊泳を楽しんでいる
いつもイルカは僕の前を走り、振り向き、僕の手を引く
イルカの手は優しくて、僕を何処かへと連れていってくれるようだった
だけどそれはハシャギすぎて出来た水しぶきの中から夢中で探さなくちゃ見失いそうなほど幻に近い存在だった
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