starlit night

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なんで 君はいつも 僕を一人にするの? 「おいてかないでよ。」 そう言っても 悲しく笑って誤魔化してた 「私はヒトリでいいの。 あなたには大事なモノが いっぱいあるでしょう?」 そう言ってまた 僕から離れていった   その手を 君を放したりはしないと 最初に誓ったのに それを 僕のヒトリゴトにするつもり? 「僕は君以外 何にもいらないの。 だから、 おいてかないでよ。」 泣いてしまったから 僕の声は少し 震えていた そんな僕を見て 君はまた悲しく笑ったのかな? 俯いてしまったから 何も僕には分からなかった   一人で歩くこの道は とても僕には広すぎて 淋しくなったの 振り返れば 満天の星が 僕を笑っているようで 僕は目を閉じたんだ
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