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サキ『やめて!!私のことでケンカしないで…
私がいけないの。トミーとのことはもう悪く言わないで』
弟『姉ちゃん!』
母『サキ!!』
聞いてたことが気マズかった。
父『…勝手にしなさい。行ってくる!』と出掛けて行った。
母『お父さん!!』と父を追いかける。
二階からランドセル背負って降りてきたジミー
『…おじいちゃん。また怒ってるんだ?…』
サキ『大丈夫だよ。行ってらっしゃい』
弟『行ってらっしゃいジミー。』
ジミー『行ってきまーす。』
弟『姉ちゃん、ゴメン。大丈夫?』
サキ『大丈夫だよ』
弟『オヤジは姉ちゃんに頭ごなしに怒ってんじゃない。心配なんだいまのこと、これからのこと』
サキ『分かってる。お父さんとは折を見てゆっくり話をするから。和則、行きな遅刻するよ』
弟『うん、じゃあ、行ってきます。』
弟は母や姉に似て情熱的だった。
サキ『さて私も出かけなくちゃ!』
母『サキ…』
サキ『お母さん行ってきます。』
母『行ってらっしゃいサキ』
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