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ダイビングの講習が始まる。
サキはレクチャールームで学科レクチャーをしている。
ホワイトボードの前にあるテーブルを交えてサキは受講生に持ち前の明るさで指導する。
サキ『『浮力』それは『物体の重量』と『押しのける水の量』体積のことです。
つまり物体が『軽い』と『浮く』これを『プラス浮力』。
物体が『重い』と『沈む』これを『マイナス浮力』。
そして『物体の重量』と『水の体積』が同じだと『中性浮力』と言います。
これらの３つの浮力を調節をする浮力の器材が
◇『鉛のウェイト』
◇『BCD(Buoyancy-Control-Device)』
です。
また物体は『海水』の方が『淡水』よりも浮力が大きくなります。
息を吐くと肺の体積が減少する。
これを身体の浮力が『小さく』なることを意味します。
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