◇ExecerciseⅠ ひと夏の出会い

4/8
205人が本棚に入れています
本棚に追加
/1004ページ
母『サキ、仕事は順調なの?』 サキ『うん、ちょうど二年になるかな?ハワイの頃インストラクターライセンス取って経験あったし、その頃の知ってる人がいて、誘われたの。』 母『ダイビングもいいけど。離婚して日本に戻ってきて何するのかな?と思ったら、日本語学校の教師。その方が向いている気がしたんだけどねぇ。』 サキ『まぁ~それもそうだけど』 弟『ダイビングインストラクターか。スゴいなぁ~姉ちゃん海に潜る妖精だね。』 サキ『海に潜る妖精?あらそう。和則も中学校の先生大変なんでしょう。』 弟『まぁねぇ。今の子供はいろいろ複雑だし。先生が厳しく評価される時代だからな』 ジミー起きてくる 『おはよう』 サキ『グッモーニン真也。』 父『ん~ん!』と咳払いをする。 母『サキ、うちでは日本語。英語はダメって』と小声で言う サキ気まずそうに 『はい、ごめんなさい』 弟『おはようジミー!』 父『ん、ん~ん!』と再び咳払い。
/1004ページ

最初のコメントを投稿しよう!