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サキ『早く、ごはん食べな。遅れるよ』
ジミー『うん、いただきます。』
サキ『学校慣れた?』
ジミー『うん、慣れたよ。友達もたくさん出来たよ。』
サキ『そう、良かっね。ママも友達たくさんいるよ。』
ジミーは、母親のサキを『マム』と呼ぶのは幼いころからである。
母親がベタベタ可愛がることで友達が出来ないのでは?とサキ自身少し心配だった。
朝食はなるべく家族5人で取るようにしてコミュニケーションを大切にしているが、父は未だに口を聞かず不和。それが問題であった。
母と弟は普通にサキとジミーに接して賑やかになるのだが、
父にも気遣うが、あまり暗いのも仲が悪いように見えるので
サキが少し控えめに母が盛り上げて、何か難しい状況である。食事を終えるとサキとジミーは二階の自室で仕事に出かける支度をしていた。
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