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谷底の怪物
眠らずに掘った。この谷に落ちて二回目の朝だ。モグラ達の考えだと今日が怪物とご対面の日。地面はというと…
モグ1「結構ほったけど水が吹き出るどころか、液体の予感がしないよ。」
モグ2「ずっとジルジルのまんまじゃん。」
おかしいな?そろそろボコボコってなってドシャーってわいて、ドバーなはずなんだけど。
モグ1「実は地下水なんてないんじゃない?」
「それはない。後ちょっとなはずだよ。」
思っていた以上に深く、まだまだずっと下だ。例えモグラが加勢してくれたとはいえ、五・六メートル弱が精一杯だ。後もう一押しだろうと思ったその時、
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