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 流さんの家で居候させて貰って、早くも一ヶ月が過ぎた。        おかしい……。        私は廊下の柱に身を隠しながら、そっと家を出る流さんを見送った。       『何をしておる』   『わぁ!!』        背後からの気配と突然声を掛けられ、私は飛び上がって驚く。       『凜ちゃん!!驚かせないでよ~~』        ホッと胸を撫で下ろしその少女に目を向ける。 髪は短く歳は8・9歳くらい、幼さが残る顔立ちだが雰囲気と言うか威圧感みたいなものがあった。       『流に用か??』   『…いや……そう言う訳じゃ……』        何て切り出せば良いのか迷ってしまう。    
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