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 一体、何をしているのだろうか??        余計なお世話だが、時折とても辛そうだったりグッタリして帰って来る。        女性に会っていたにしては変だし……。       『何を1人で百面相しておる、言いたい事があれば聞けば良いではないか??』   『凜ちゃ……』   『ワシは答えぬ』   『む~~』        私は膨れっ面で凜ちゃんを見つめるが、オヤスミと言ってスタスタ立ち去ってしまった。        こうなったら聞いてみるか!!        私は誰もいない真っ暗なリビングで、流さんを待っていた。        すると、玄関の扉がガチャリと音を立てた、壁掛け時計に目を向けると朝の5時過ぎだった。
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