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リビングに続く扉が開き流さんが入って来る。
フゥ―とため息をもらしながら、私のいる反対側のソファに腰掛ける。
『うわぁっ!!』
私の姿を見付け情けない声を上げる。
『な、何してるんだよ』
『ごめんなさい、あの…聞きたい事が合って……』
私はオズオズと質問を投げ掛ける。
『……何??』
『大丈夫なんですか??』
『????』
『最近、良く出掛けるんで……しかも、何だかボロボロになって帰って来るから……』
私の言葉にニヤリと口元を緩める。
『心配してくれたんだ』
『いや……まぁ……』
今度は、私をジッと見つめながらニヤニヤと笑い出す。
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