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それからだろうか??
元々、歳が離れていたのもあって兄には可愛がられていたが、両親の事故をキッカケに私を溺愛する様になったんだ。
口に出して言うのはとても恥かしくて言えないが、本当に兄には感謝している。
さて、どうしたもんだろうか??
兄は、許してくれるだろうか??
そんな事を考えていたらいつの間にか深い眠りに落ちていた。
そして、兄の過保護が私の予想を遥かに上回る事を思い知らされる。
『おはよう、紗衣』
『ふあ~~ぁ、おはよう~~お兄ちゃ…………』
聞き慣れた声に反応して、ついついいない兄の名を呼んだ。
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