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 あれっ??お兄ちゃん…………。        ははっ!!        私も何だかんだ言って、兄離れしてないよね~~。幻覚を見てしまうなんて…………。       『どうした??良い夢でも見たのか??』   『そんなんじゃ無いよ』    『そうか』        …………。        …………………。       『昴兄?!』        兄がニコニコと笑いながら隣りで座っていた。       ほ、本物!?        何でいるの!?        私がパニックになっている時、流さんはドア越しにムスッとした表情で立っていた。       『さぁ!!行こう!!』    『はい?!』   『家に帰るんだよ』        えぇ~~!?
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