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そこには異様な光景があった。
理花さんの白くスラリと伸びた手足全部に、眼が浮き出てパチパチと瞬きしている。
その光景は、悍(オゾ)ましく私はゾッと背筋に嫌な汗をかく。
「お前達みたいな輩(ヤカラ)に頼みたくは無いが、理花をこの子を救ってやってくれ」
眼鬼の言葉に、理花さんはうなされながらもダメと懸命に抵抗する。
一体どうなってるの??
幻妖(アヤカシ)って悪い奴ばかりじゃ無いの??
『どうして、彼女は`嘘'をつく事になったんですか??』
隼人さんは、眼鬼に質問を投げ掛けると、眼鬼がユックリ説明し始める。
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