90人が本棚に入れています
本棚に追加
「美羽……?鳴海先生、何故ココに?」
「芹生先生……」
「あぁ……葉月は美羽の母親だから……ですか」
芹生先生──仮面を外したペルソナ──は笑った。
「似ているでしょう?あの二人に」
「……………」
「もう一人いたんですけどね、保護する前に逃げられました」
ペルソナは少し寂しそうに呟いた。
「ペルソナ……お兄様はまだみつからにゃいにょ?」
美羽はペルソナに尋ねた。
「あぁ……まだだよ」
ペルソナは微笑みながら美羽の頭を撫でた。
最初のコメントを投稿しよう!