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「まぁ美羽は、校長も気に入られてるようなので、平気でしょう」
ペルソナは美羽の頭を撫でた。
「そうですか……美羽ちゃんが嫌がることは、させたくないのですけどね……」
「……校長は彼女の意思を尊重するでしょう」
ペルソナはドアへ向かって歩いていく。
「ここに来るのは構いませんが……くれぐれも、校長には逆らわぬよう……ご注意ください」
それだけ言うと、ペルソナは部屋を出た。
「……僕も行くね、美羽ちゃん」
「う…………バイバイ……ナル……」
美羽は少し寂しそうにしていたが、直ぐに笑顔になって手を振った。
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