お に ん ぎ ょ う
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「美羽」 「はい、ペルソナ」 美羽は顔を上げてペルソナを見つめた。 ──… 美羽が拾われてから、2年が過ぎようとしていた。 「ペルソナ?」 「校長が呼んでいる」 「あ……はい」 美羽はペルソナの手を取る。ペルソナは微笑むと歩き始めた。 「ペルソナ、校長先生ってどんな方?」 「まだ会ったことないのだったな……」 ペルソナは少し口をつぐんだ。
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