お に ん ぎ ょ う

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[呼んだか?] 「うん。あのねあのね、ここの組織潰さなきゃいけないの。だからね……ウンディーネにココを水浸しにしてもらって、トールにはその水を電気分解してほしいんだ」 ニッコリと美羽は笑った。 [なぁ……美羽] トールは美羽に話し掛ける。 「どしたの?」 [なんで小学校にも行ってないガキが、電気分解なんて知ってるんだ?] 「本で読んだよ?」 キョトンとして美羽はトールを見つめた。 [流石美羽様ですわ!!] ウンディーネは尊敬の眼差しを向けていた。
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