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「う……?」
「はじめまして、美羽ちゃん。僕は鳴海。アリス学園の教師だよ……って言ってもわからないよね……」
ナルは苦笑した。
「……わかう……」
「えっ……!?」
ナルはびっくりして美羽を見つめた。
「僕……わかぅ……言葉……わかぅ……」
「そ……そう?」
ナルは戸惑っていた。
「ナル……せんせ?」
「……ナルで良いよ。君のお母さんはそう呼んでたから」
「ナル……?どうして泣いてたの?」
大きな瞳でナルを見つめた。
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