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[我が名はミライ。過去を司る精霊。……私の能力で美羽に過去を見せてあげたの]
大きな鏡を手に持った精霊は言った。
「えへへっ🎵」
美羽はニコニコ笑っている。
「君が……見せた……?」
[えぇ……知る権力があるから、知りたいと望んでいたから見せたのよ]
淡々とミライは言った。
「そうか……美羽ちゃんは全て……」
「知ってゆ。ナルが母様の事しゅきだったことも」
美羽はニッコリ笑う。ナルの頬がほんのりと赤く染まった。
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