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神様は怪訝そうな表情をしながらも最期まであいさつを聞き、そして口を開いた。
「アタイのコトはサオリちゃんって呼んでって言ったハズよねぇ??アンタ言ったこと守らないとクチビル奪うわよ………」
そしてサオリちゃんはニヤリと妖しく微笑んだ。こんなところで若い命を散らせるわけにはいかない。俺はあわてて訂正し、本題に入る。
「す、すんませんサオリちゃん!!ソイツだけはマジで勘弁してください!!そ、それで用件はなんスか!?」
「あらそぅ??残念ねぇ……」
彼(彼女)は実に残念そうにしながら頬をふくらませてみせる。カ、カワイクない………
「アンタが死神を始めてから268年たつわよねぇ??なかなか頑張ってるらしいじゃない……そこで!!パンパカパーン☆あなたには極秘任務を与えます!」
極秘任務???………嫌な予感がする………
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