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『俺達、肝試しに来てそのまま寝ちゃったんだよ…』
カズは嘘をついた。
『そうだったっけ?なんかよく覚えてないや…。』
シンは寝ぼけている。
『とりあえず帰ろう。もう2時半だ。』
『嘘っ!?もうそんな時間かよ!!早く帰んないと!!カオリ帰るぞ!!』
シンがカオリを起こす。
シンがカオリを起こす声で周りの生徒達も起きた。
『うぉっ!?なんだ?この人達?』
シンは周りの生徒のことまで忘れていた。
『肝試しのメンバーさ…。とりあえず帰ろう。』
言い訳をするのが難しい中、カズは必死に嘘をついた。
それでも、何も覚えていないシンとカオリはすぐに納得して、全員家に帰ることになった。
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