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俺が彼等と出会ったのは高校1年の夏だった。
「せんぱ~ぃ…いい加減どこ行くか教えてくださいよ!」
「着いたらわかるって!」
俺は入学してすぐサッカー部に入った。
そこで根岸先輩と出会う。
先輩は練習をさぼっていつもベンチで車の雑誌を読んでいた。
才能があるせいか先輩がそんな事をしてても誰も注意もせず、
逆にキャプテンや先生に指示をだすほどだった。
昔から車好きな俺はすぐ先輩に気に入られた。
俺と根岸先輩は家が近くて、
登下校を一緒にするようになった。
でも、その間、俺は先輩にサッカーの事を質問するのに、先輩は適当な返事ですぐ車の事に話を変えた。
そうしていつの間にか夏になり夏休みの合宿に来ているわけだが…
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