通せんぼ婆さん

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山崎・・・ふゆと、近藤、佐藤の教師。ふゆと・・・成績があまり良くない生徒。近藤、佐藤とは仲良し。佐藤・・・成績があまり良くない生徒。ふゆと、佐藤とは仲良し。近藤・・・成績があまり良くない生徒。寝る事と食べる事が大好き。ふゆと、近藤とは仲良し。山崎「本日のテストの点が悪かったお前達に実技追試のチャンスをやろう。」佐藤「遠慮しま~す。」近藤「遠足しま~す。」山崎「こらこら、遠足してどうする?この追試に合格しなければ全体の庭掃除をやってもらうぞ。」ふゆと・近藤・佐藤「え~⁉」山崎「心配するな。追試といってもキノコ村にある橋を渡れば合格だ。」ふゆと「簡単じゃん。」山崎「しかし、その橋には通せんぼ婆さんという人がいて、その人が出すなぞなぞに答えなければ橋は通れない。」ふゆと「楽勝❗」山崎「いいのか、そんなんで?その婆さんは頭に「に」の付く言葉が嫌いなんだ。「に」が頭に付く言葉は喋るなよ。」ふゆと「に・・・忍者⁉」山崎「それを知られずに変装して行け。」~キノコ村の橋付近~婆さん「よし。なぞなぞを出すからな。朝一番で「コケコッコー」と鳴くのは?」・・・にわとりなんて言ったらダメだし・・・どうしたら?婆さん「降参か?」ふゆと「はい・・・」婆さん「正解は私じゃ。」ドテッ❗ふゆと「も、もう一度チャンスを‼」婆さん「しょうがない・・・あと1回だけじゃよ。ウサギが大好きな食べ物は何だ?」ふゆと「か、辛子明太子❗」婆さん「そんなもの食べられるわけないじゃろ。」ふゆと「じゃ、実験してみよう❗」佐藤「食べた❗」婆さん「バカな・・・答えはリンゴだったのに・・・」ドテッ❗佐藤「しかしウサギが辛子明太子を食べるとは・・・」ふゆと「実はこっそり例のやつを明太子の形に削って食べさせたのさ。」近藤「そうだったんだ。でもこれで「に」わそうじしなくて済むね。」婆さん「「に」わそうじ⁉」ふゆと「しまった❗皆逃げろ~❗」婆さん「こら待て~💢」山崎「とにかく橋は渡った事だし合格にしてやるか。」
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