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大食い婆さん
佐藤「はぁ。何で掃除当番なんかしなきゃいけないの?」
ふゆと「しょうがないだろ・・・当番なんだから。」
近藤「よし❗こんな時はまず葉っぱを全部落としてから掃除しよう。」
ドサッ❗
ふゆと「お婆さんが落ちてきた❗」
近藤「大丈夫ですか?お婆さん。」
お婆さん「ああ。大丈夫じゃ。姉の仇をうつまではこんな事でめげられぬ。」
ふゆと「姉の仇?」
お婆さん「実は私には姉がいてな・・・それが大食いでな。散歩に行ってくると出てったっきり帰ってこないから迎えに行ったら姉が倒れててな・・・」
近藤「じゃあ、木の上で覗いてたって事は・・・」
佐藤「高い所が好きなの?」
ふゆと「そうじゃなくて、お婆さんの仇がここにいるかもしれないと覗いてたんだよね?」
お婆さん「そうなんじゃが・・・」
?「お~い❗」
ふゆと「あれは❗」
お婆さん「姉さん❗」
お婆さんの姉「こんな所で何をしている?早く飯を食わせんか❗」
ふゆと「倒れてたはずじゃ・・・」
お婆さんの姉「腹が減りすぎて気絶してただけじゃが?」
お婆さん「なんじゃ。そうじゃったのか。世話になったな、お前達。」
ふゆと・近藤・佐藤「はぁ~。疲れた~。」
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