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「はい💕」
と菜晦に砂糖もミルクも入ってない珈琲を渡した。
「ん。」
と菜晦は珈琲を受け取り、飲み始めた。
俺は自分の分の珈琲(砂糖もミルクもたっぷり入ってる)を持ちながら菜晦の隣に座り、TVを付けた。
今は午前7時。
TVは朝のニュースが流れている。
「…ちっ❗また殺人かよ。」
と菜晦は独り言のように言っていると
「優斗ー
何か飲み物、用意してー」
と二階の方から声が溢れてきた。
「恭香さん💦」
俺達の家は一階と二階のしきりがない。
俺と菜晦がいるリビングの端に二階へと続く階段があって、その階段を上るともう何個かの部屋がある造りになっている。
んで、二階を降りながら俺を呼んだこの女の人は
五十嵐 恭香 (いがらし きょうか)
32歳の人妻💨
んでもって俺と菜晦の母親みたいな人✨
あっ❗俺と菜晦、色々あって両親いないんだ。
「恭香さんは珈琲…?」
と俺は席を外し、恭香さんのコップを用意しながら聞くと
「砂糖いっぱい、ミルクなし💨」
と恭香さんは菜晦の向かいの席に座りながらTVを見て
「んだよ…また殺人事件か💧
処理とか色々面倒くさいんだよな⤵」
と言った。
そう❗恭香さんは刑事なんだ✨✨
「何とかしろよ。」
と菜晦は恭香さんに言った。
恭香さんにタメ口をきけるのは菜晦と旦那の喧嘩ぐらいだ。
その他の人達は恭香さんが怖くてタメ口なんてきけない。
…俺?
無理無理❗
俺が恭香さんにタメ口なんてきいたら…殺される💧💧
「嫌だよ
面倒くせぇ。💧💧」
と恭香さんは珈琲を飲みながら言った。
恭香さん…刑事の台詞じゃねぇよ💧
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